2018年 09月 24日
【古釉 猪口のすすめ】 |
【 古釉猪口のすすめ 】
今回は彫付「古釉 猪口」の皆さんに知って頂きたい
おすすめポイントを紹介していきます!
(上手く紹介出来るかわかりませんが猪口の良さが伝わると嬉しいです。)
突然ですが『古釉』とは何か知っていますか?
知らない人がほとんどではないでしょうか?

皆さんに知って頂きたいおすすめポイントの一つめは色です!
【 伝統の色 古釉 】
古釉とは、陶器では赤津七釉が知られています。
七釉とは灰釉・鉄釉・黄瀬戸・古瀬戸・志野・織部・御深井です。
瀬戸は色々な物を作っていたので特徴が薄れ、
赤津焼が瀬戸の伝統を受け継ぎ、赤津焼七釉になりました!
彫付では古瀬戸以外の6種類の古釉を使用しています。

【 御深井 】
淡青色に発色します。
徳川家の為に焼物を焼く御用窯の名古屋城内御深井丸に開かれたところから由来しています。
中国の青磁の色合いを出そうと試みた結果できたのが黄瀬戸と言われています。
柔らかな黄色は珍重されました。



還元では青から緑系、酸化では黄から茶の発色。
鉄分が溶け残ると褐色から黒と多彩です。
彫付では「せともの」を発信する為、瀬戸の古釉を使っているんですよ

二つ目のポイントは模様です!
写真でもわかりますが、3種類の模様が猪口に彫りつけてあるんです!
その模様がこちら
by mmyoshihashi
| 2018-09-24 18:00
| 新人日記