2019年 05月 16日
すとあぶら |
作業場にあるものです。
お客様から「これはなんですか?」
とよく聞かれます。
そう、見ての通り酢と油です。
家を追い出された時に作業場で生活するために置いてあるわけではないですよww
(そうゆう時にも使えなくもないですがww)
型の元になる原型は作りたいものによって、石膏と粘土を使いわけています。
原型に石膏を流して型を作るときに、原型の表面にカリ石鹸という離型剤で表面処理します。
粘土で原型を作った場合、そのままカリ石鹸を塗ってしまうと、粘土の表面が溶けてしまうので、油でコーティングしてからカリ石鹸を塗ります。
そうすることで粘土原型の表面を綺麗に保ったまま型がとれます。
で、酢は何に使うかというと、
できた型の表面に油が移ってしまっていて、このままだと型が吸水してくれないので、うまく成形ができません。
ということで、酢を薄めたものを塗って油を中和します。
なんだか中学生の理解の授業で習いそうな知識を駆使してものづくりをしています。
イベント出店情報
5月31日〜6月2日 森、道、市場2019
7月6日、7日 無印良品つながる市
吉橋
by mmyoshihashi
| 2019-05-16 09:26
| 型の話